主題2.07:ネットワーククライアントの管理

  • 2023年3月17日
  • 2023年3月21日
  • IT

2.07.1 DHCPサーバーの設定と管理

DHCPサーバの設定ファイル

「/etc/dhcpd.conf」で使用される主な設定項目

2.07.2 PAM認証

PAMの設定ファイル

/etc/pam.d/以下にある個々の設定ファイル

モジュールタイプ コントロール モジュール [引数]

pam_pwquality.soモジュールに指定できる主なオプション

2.07.3 LDAPクライアントの利用方法

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)

関連コマンド

・ldapadd

 LDAPサーバにエントリを登録するコマンド

・ldapdelete

 LDAPサーバに登録されたエントリを削除するコマンド

・ldapsearch

 LDAPサーバに登録されているエントリを検索するコマンド

・ldapmodify

 LDAPサーバに登録されているエントリを更新するコマンド

・ldappasswd

 LDAPサーバで管理されているユーザのパスワードを変更するためのコマンド

ldapadd [オプション]

ldapsearch [オプション] 検索条件 [出力属性]

2.07.4 OpenLDAPサーバーの設定

管理用コマンド

slapadd

・エントリの追加
・-l 出力するLDIFファイルを指定

slapcat

・データベースからデータをLDIFファイルとして出力
・-l 出力するLDIFファイルを指定

slaptest

・設定ファイル「slapd.conf」の構文をチェック

slapindex

・設定ファイル「slapd.conf」で設定したインデックスを作成

slappasswd

・サーバ管理者のパスワードをハッシュ化して生成
・-s パスワード ハッシュ化するパスワードを指定
・-h ハッシュ方式 ハッシュ方式

共通オプション

slapd

主なコマンドラインオプション

オブジェクトクラスと属性

オブジェクトクラスの種類

オブジェクトクラスperson(構造型)の主な属性

オブジェクトクラスorganizationalPerson(構造型)の主な属性

オブジェクトクラスinetOrgPerson(構造型)の主な属性

主な属性

スキーマファイル

スキーマファイルの説明

・オブジェクトクラスや属性を定義するファイル
・スキーマファイルはあらかじめ用意されている

主なスキーマファイル

LDIF(LDAP Data Interchange Format)ファイル

LDIFファイルの説明

・LDAPのディレクトリ情報をUTF-8のテキスト形式で記載しているファイル
・空行によって複数のエントリを区切る
・属性値にバイナリ形式のデータなどを指定する場合は「属性名::属性値」のように指定する
・バイナリデータを属性値に使うにはBase64でエンコードした値を指定する

LDIFファイルの書式

dn:識別名
属性名:属性値
属性名:属性値
・・・

changetypeディレクティブ

dn: 対象エントリの識別名
changetype: 変更種別
変更内容
・・・

slapd-config

slapd-configの説明

・設定ファイルのフォーマットはLDIFであり、直接編集は避けるほうが望ましい
・設定全体のルートはcn=configである

ディレクティブ

ディレクティブとエントリ

olcAccessディレクティブ

olcAccess: to アクセス対象
 by 要求者 アクセス権
 by 要求者 アクセス権
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