目次
2.01.1 ブートプロセスとGRUB
ブートプロセス
BIOS
BIOS → ブートローダ(MBR) → カーネル → init
UEFI
UEFI → ブートローダ(ESP) → カーネル → init
GRUB
GRUBシェル
grub> linux /boot/vmlinuz-3.10.0-1127.el7.x86_64 root=/dev/sda2
2.01.2 システム起動のカスタマイズ
systemd
ディレクトリ
主要なユニット
ランレベルとそれに相当するターゲット
ユニットに関わる主なsystemctlサブコマンド
システム全体の起動・停止に関わるサブコマンド
2.01.3 Linux カーネルの構成要素
Linuxカーネル
カーネルのカテゴリ
・prepatch(プレパッチ)
リリース候補(RC)
・mainline(メインライン)
prepatchの後にリリースされる正式版
・stable(ステーブル)
mainlineの後にリリースされる安定板
・longterm(ロングターム)
stableの中から選ばれ新しいカーネルに行われたのと同様のバグフィックスが行われるリリース
カーネルのバージョン
カーネルのバージョン番号は2.6より前と2.6以降で判断が異なる。
・2.6より前
「2.X.Y」の「X」が奇数だと開発版(2.3.10など)
「2.X.Y」の「X」が偶数だと安定版(2.4.10など)
・2.6以降
番号の偶奇は関係なくハイフンや記号が付いていなければ安定版
「3.6.0-rc4」はバージョン3.6のリリース候補第4版
カーネルのバージョンを知る方法
・# uname -r
・# uname -a
・# cat /proc/version
・# cat /usr/src/linux/Makefile(ソースからビルドしてカーネルを作っていた場合)